ピロリ菌の除菌は有効なのか?
万が一、ピロリ菌の検査で陽性になってしまったら、除菌をすればいいのかどうか気になるところです。
ピロリ菌は、抗生物質によって除菌することができます。しかし、これは100%ではなく、なおかつ効果があるのは胃潰瘍や十二指腸潰瘍にかかっている人です。
そして、最近は薬に対する耐性が出てきたため、以前は90%以上の除菌率だったのが、70%近くまで除菌率が下がってきています。
そして、耐性菌ができてしまうと同じ薬が使えませんから、安易に薬によって除菌するのは控えた方がいいでしょう。
また、除菌によって胃がんの予防が可能かどうかの検証結果がまだないことも、薬による除菌について説得力がない原因になっています。
さらに、抗生物質による副作用の問題もありますから、本当に除菌が必要かどうか、専門医との相談で決める必要があります。
ピロリ菌が胃がんのリスクを高めるとの研究結果がある一方で、有効な除菌薬がない状況です。
しかし、LG21という乳酸菌がピロリ菌を抑制するという研究結果が出てきました。これについては、次にお話しします。

