ピロリ菌検査が陰性でも実は陽性のこともある?
胃がんに発展する前段階として、萎縮性胃炎という症状になります。
この萎縮性胃炎が進むと、ピロリ菌は胃の中に棲めなくなると言われています。
その結果、一般的な血液検査でピロリ菌に有無を調べても、陰性として判定されてしまいます。
しかし、Ca gA抗体検査という方法を用いると、陽性反応が出る事があります。これを「隠れ陽性」と呼びます。
Ca gAは、ピロリ菌の病原性を決めるたんぱく質です。このたんぱく質を持つピロリ菌は、強い毒性をもつと言われています。
日本人の大半は、この毒性の強いピロリ菌に感染していると考えられています。
実はピロリ菌は、慢性萎縮性胃炎を引き起こす原因の一つと見られています。この慢性萎縮性胃炎にかかり、なおかつピロリ菌に感染していると、胃がんのリスクが10.1倍にも上る事が確認されています。

